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少し前になってしまいましたが、水戸で行われたアヴォ・クユムジャン教授の公開レッスンに講師の私も受講生として参加してきました。アヴォ先生は、ウィーン国立音楽大学、エリザベス王妃音楽院で教鞭を執られています。受講曲はモーツァルトのピアノソナタKV311の全楽章。久しぶりの公開レッスンに少し緊張しましたが、先生はやさしく丁寧に教えてくださいました。

レッスンでは細かいアーティキュレーションをもっと明快にして演奏すること、ペダルは古典派だからといって使用することを恐れないこと、弦楽器の弓を意識した奏法などを伝授してくださいました。モーツァルトのペダル問題はさまざまな解釈があって、私もどのくらい踏めば良いのか悩ましく思っていたところでした。一音一音の響きや余韻を大切に、決して生音にならないように、細かく踏み替える。先生の指先から放たれる音色はまるでホールでの演奏のように聞こえてきました。ペダルが加わるとアーティキュレーションもさらに生き生きしてきます。細部の美しさに魂が宿ると感じたレッスンでした🎵


お知らせ: Blog2

〔お電話でのお問い合わせ〕☎︎08048053553 ※レッスン中などで出られないこともありますので、その場合は留守電かメールフォームにてお願いいたします。

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